| 菌糸瓶の詰め方 | |
| 用意する物 | ・菌糸ブロック(当たり前!) ・詰める瓶(これも当たり前ですが、絶対に蓋のあるもの) ・エタノール(消毒液。500mlで1,000円程で購入出来ます) ・トレイや洗面器×2(一ブロックを崩す器と、くずし終えて一時保存する器) ・カッターorナイフ(ブロックの袋切りや崩す作業の道具として使いやすい物) ・詰め棒(すりこぎ棒などが安価で入手しやすいかと) ・キリ(蓋に穴をあけるために) ・シャベル(瓶に菌床を入れるために) |
| 作業場所 | ・閉め切った空間が望ましい。(風呂場など) ・飼育棚やケースの無い部屋が望ましい。(緑色のカビ(トリコデルマ)発生を防ぐ為) ※場所や空気状態はあまり神経質になることはありませんが、ともすれば せっかく詰めた瓶が全滅なんてこともあり得るので軽視できませんね。 |
| 1:瓶の洗浄と殺菌 | ・瓶をよく洗う。 ・熱湯消毒は必須ではありませんが、やっておけば安全で乾燥が速い。 ・乾燥後エタノールを霧吹き機より噴霧。 ・菌床を詰めるのは、ガラス面に付いた霧が完全に乾いた後。 ・後日詰める場合には、このまま蓋をして逆さにして置いておけばOK! ※吹きつける量は一概に言えないが、瓶全体に霧がかかるくらい!(って!?^^;;) 霧吹き機の性能にもよるが、瓶の上30cm程から2〜3回で充分かと! |
| 2:ブロックを崩す | ・ブロックの封を切りトレイに取り出し、固くなった白い皮膜を取り除く。 皮膜は入っても問題ありませんが、固い部分は隙間の原因とりなりやすい。 ・出来るだけ細かく崩す。 ナイフ等の使いやすい道具で崩しますが、最後は手で揉みほぐすのが一番かと! 手脂が気になる場合は、作業途中でたまに手にエタノールを吹きつければよい!? 袋から出す前に、足で踏みつけてある程度まで崩すという方法もあります。 ※続けて複数ブロックを作業する場合、崩し終わった菌床の一時保存用器は、 乾燥防止と防菌の目的から、蓋のある物をお勧めします。 |
| 3:瓶に詰める | 1.崩した菌床を瓶の1/3程まで入れ、きつく詰める。 瓶の底部分は一番隙間が出来やすいので、小量でキチッと詰めましょう。 特にガラス面の淵沿いを、隙間が出来ないように確認しながらシッカリと詰めましょう。 2.すりきりいっぱいまで菌床を入れ、詰め棒で詰める。 やはり隙間が出来ないように確認しながら、ガラス面沿いをシッカリと詰めましょう。 3."2"を2〜3回繰り返し瓶の肩口まで詰めたら、最後もガラス面沿いを固く詰める。 4.瓶の真ん中に箸などで底まで穴を開けます。 菌糸の回りを考慮した通気穴で、小さなビンやカップには特に必要ありません。 |
| 4:蓋をする | 空気穴の空いた蓋を必ずしてください。 防菌の為というよりも、乾燥防止の為です。 蓋と瓶の間に紙を挟んでおくと、コバエなどの出入りを防ぐことができます。 紙の種類ですが、折り込み広告のカラー上質用紙などでも充分通気があるようです。 穴の大きさと水分量とを考慮して選びましょう。 |
| 5:菌糸の再生を待つ | 詰めの硬さ、菌や添加剤の種類、気温などにより期間は異なりますが、 約1週間〜3週間で菌糸がまわり、ビン全体が白くなります。 大方こうなったら幼虫投入可能ですが、夏場などは発熱することがあるので、 ビンに触れて温度に注意を払いましょう。 再生途中、ビン詰め後2〜3日経ったら、ビンを逆さにしましょう。 これはビン底の炭酸ガスを排出さるためです。 特に、幼虫投入前には逆さにしておくことをお勧めします。 |
| 詰めの硬さ | よく詰めの硬さについて問われますが、私は基本的に「出来るだけ硬め」に詰めます。 根拠はありませんが、以下のように考えてのことです。 ・3齢後期の幼虫は蛹室を作るために固い場所を求める。(と人間は思ってる) ・幼虫は本来の発生木に近い硬さを求める。(と人間は思ってる) ・隙間から子実体(きのこ)が発生しやすい。(と見た目が悪い) ・発育環境が硬い方が大アゴを育てる。(そんな気がしません!?) ・同じ容積に多くのエサを詰めることになるので、効率的!? |
| 子実体(きのこ) | 気温が下がると、低温刺激により子実体(きのこ)が生えます。 放っておけば蓋の穴から飛び出して、大きな傘を広げることもあります。 きのこが生えると、幼虫にとっての栄養分も使われるので良くないと思われます。 見つけたらこまめに取り除きましょう。 ちなみに、このきのこは食べれます!!!(とっても美味) |